やろうやろうと思ってやっていなかったCaskを導入しようと思います。
今ままでは主にel-get
を中心に使っていたのですが、
どのパッケージをインストールしたかとか、環境の切り替えが少し面倒でした。
今回導入するCask
はrubyのBundlerチックに管理してくれるため、上記の問題を解決してくれます。
Caskのインストールにはpythonが必要です。 インストールされていない場合、anyenvでpythonをインストールしてください
Emacs 24のインストール
Cask
は Emacs 24以上が必須です。
今回うっかりyum経由でEmacsをインストールしていたため、バージョンが23.1.1.だったので
いったん削除し、再度バージョン24以上のEmacsをインストールします。
yumでインストールしたEmacs 23を削除
# yum list installed | grep emacs
# yum -y remove emacs.x86_64 emacs-common.x86_64
make & install
# yum install gcc make ncurses-devel
# wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/emacs/emacs-24.3.tar.gz
# tar zxvfp emacs-24.3.tar.gz
# cd emacs-24.3
# ./configure -without-x -without-selinux
# make
# make install
バージョンの確認
$ emacs --version
GNU Emacs 24.3.1
Copyright (C) 2013 Free Software Foundation, Inc.
Caskのインストール
$ curl -fsSkL https://raw.github.com/cask/cask/master/go | python
Successfully installed Cask! Now, add the cask binary to your $PATH:
export PATH="$HOME/.cask/bin:$PATH"
~/.zshrc
echo >> export PATH="$HOME/.cask/bin:$PATH" >> ~/.zshrc
source $HOME/.zshrc
インストールするパッケージのリストはCask
という名前のファイルに設定します。Cask
ファイルを作るには、cask init
で生成されます。
パッケージのインストール先は.cask
ディレクトリです。
$ cd ~/.emacs.d/
$ cask init
ディレクトリ構成
~/.emacs.d
├── ac-comphist.dat
├── auto-save-list
├── .cask #<= パッケージがインストールされるディレクトリ
├── Cask
└── init.el
~/.emacs.d/Cask
(source gnu)
(source marmalade)
(source melpa)
(depends-on "markdown-mode")
;; Ruby
(depends-on "ruby-block")
(depends-on "ruby-compilation")
(depends-on "ruby-end")
(depends-on "ruby-interpolation")
(depends-on "ruby-mode")
(depends-on "ruby-test-mode")
(depends-on "ruby-tools")
(depends-on "inf-ruby")
~/.emacs.d/init.el
;; Emacs package system
(require 'cask "~/.cask/cask.el")
(cask-initialize)
パッケージのインストール
$ cd ~/.emacs.d
$ cask
Caskファイルの精査はまた今度行おうと思います。 とりあえずCaskをインストールまでをまとめました。
お疲れ様でした。